阿部将大、高知記念制覇の快挙を胸に地元戦に臨む

阿部将大が、今年初の地元戦に挑む。前回の高知記念での勝利を手応えに、「今回は長い距離を踏めたら」と意気込む。

前回の高知記念では、阿部将大が3番手から追い込み、新山響平らSS勢を倒して優勝した。阿部は、「初手で中四国の後位が取れたのが大きかった」と振り返り、「相性がいいのか分からないが、とにかく流れや展開が向く」と語る。また、過去2回のGⅢVが高知であったことについて、「支部長なのかな? 開催指導員室から出てきた方に、『こっちに(移籍して)くる?』と誘われました」と興味深いエピソードも披露した。

今回の地元戦に向けて、阿部将大は明確な目標を持って臨むことを明かす。「高知ではあまり動けていなかった。今回は長い距離を踏めたら」と意欲を見せる。また、トップレーサーの仲間入りを果たし、目指すべき選手像も明確になった。「スピードもそうだが、器用さを持ちたい。古性優作さんが目標」と述べる。

初日の予選メインの11Rに登場する阿部将大は、「ダービー前に弾みをつけたい」と意気込む。地元ファンの前で長距離をもがいて、進化した姿を披露することを目指す。